記録 |
相模湖の手前、ピクニックランドの向かいの関口の集落に車をとめ出発しました。とても寒い朝で、日陰には雪が残っていますがアイゼンをつけるほどではありません。
ここは東海自然歩道にあたり、石老山を経て石砂山、丹沢へとつながっています。登山道は顕鏡寺への階段からはじまりました。
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石老山入口 |
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顕鏡寺の巨木 |
顕鏡寺周辺は巨木と巨岩が多く、なにやらいわれのある岩もあります。確かに石老山という名のとおりの雰囲気があります。元は顕鏡寺の山号から取った山名だそうです。
上部に掛かると普通の植林帯や雑木林になり、徐々に明るくなってきました。
途中、下の子が何かの拍子に転んで手を突いたところ、栗のイガが手に刺さりました。手袋を外していたので相当痛がりつつも、面白いものを見つけたようになぜか笑いながらその話ばかりしながら歩きました。 |
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山頂へは1時間強で到着。途中特にきつい所もなく、快晴の空の下、気分のいいハイキングになりました。
暖かい日の当たる山頂でカップラーメンを自炊。
山頂の標高は高くありませんが、南に東丹沢の峰々、その右に西丹沢と富士山とパノラマが広がります。
南側の丹沢三峰、蛭ヶ岳、犬越路峠と大室山など、丹沢の主峰群が横に並んでおり、一つ一つ同定しながら眺めることができます。 |
石老山山頂の陽だまり |
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絶景の展望台で撮影中 |
下りは大明神経由で、周回ルートで戻ります。
大明神には展望台が備え付けられており、北側の相模湖と奥高尾の稜線が障害物無しに見渡せます。
東側の低い稜線の先には、新宿の高層ビルもうっすらと見えます。朝方の気温が上がる前ならもっとクリアに見渡せるかもしれません。 |
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ここまでずっと積雪はありませんでしたが、大明神の展望台から麓まで下ると、北斜面にたくさん雪が積もっていました。
思わぬ雪に子供たちも大喜びで、相模湖休養村キャンプ場付近の雪が溜まっている広場でしばらく雪合戦をした後、鼠坂(ねんざか)の町へ降り、車道を歩いて関口へ帰着しました。 |
Snowball Fight |
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メモ |
片道1時間半ほどの行程ですので、軽いハイキングとして楽しめるルートです。危険な箇所もありません。この日はほとんど雪がありませんでしたが、積雪時でも楽しいかもしれません。
東海自然歩道は南側の篠原方面に下っており、そこから更に石砂山、丹沢の焼山、袖平山、犬越路と続いています。
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