ワカサギ 相模国野外育児記~淡水釣り編・神奈川の川と湖の釣り

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ワカサギ
我家のホームゲレンデである芦ノ湖や富士五湖でも盛んに行われています。針が数本から十数本付いた胴突き仕掛けと短く柔らかいロッドを使うボート釣りです。

小さなワカサギをいかにたくさん釣るか、ポイント選択と手返しがキーになる釣りです。さすがにボウズということはほとんどないですし、釣り方も簡単で、小さな子供連れであれば最適な釣りだと思います。もちろん技術や経験で釣れる数は大差が付きます。
三匹
三匹
針掛したワカサギにニジマスが食いつくことが良く有ります。細い仕掛けに小さな針ですので、うまく取り込めないことも多いのですが、結構スリルが有ります。

釣ったワカサギを生きたまま使いマス類を狙うムーチング釣りを同時に楽しむことも出ます。
ワカサギ
宮内庁御用達、芦ノ湖のワカサギ
タックル
ロッドは、あまり硬くないものであればなんでも使えますが、小さな魚ですので、ごく短くごく柔らかい専用ロッドで釣るとグッと楽しく釣果も上がります。

我家では、小さなリールもセットになった格安のワカサギ竿と、柔らかい船小物釣り用竿、ウルトラライトの渓流用トラウトロッドなどを使っています。

針が数本から十数本付いた胴付き仕掛けがセットで売られています。ボート屋さんで買えます。14本くらい付いているやつを使えば釣果につながるとは思いますが、特に短い竿では扱いが難しくなりますので、ちょうどいい本数は人によって、タックルによって違うと思います。
1mほどのワカサギ竿
芦ノ湖では、餌をつけないで針だけで釣るカラ針仕掛けが有名です。水中で踊る小さな針を、餌のプランクトンと間違えて食いついてきます。餌を付けない分、手返しが格段に良くなります。カラ針仕掛けでも、サビキ仕掛けのように針に細い繊維を付けたものが成績が良いようです。

但し、餌を付けた方が食いが良くなることが多いので、状況をボート屋さんに聞いてみるのが良いと思います。餌は紅サシや赤虫が使われます。生き餌ですので、うっかりするとその辺をたくさん這い回っていたりします。

紅サシは食紅で赤く染めた蠅の幼虫、つまりウジです。"ウジ"なのに、釣りの餌となると平気でつまめてしまうので不思議です。染めてない白サシもあります。紅サシは湖のボート屋さんで買えますが、赤虫は釣餌・釣具屋さん、ペットショップ(金魚や熱帯魚の餌)で事前に仕入れる必要があります。赤虫はユスリカの幼虫です。違う種類のユスリカかもしれませんが、下水道が整備されていなかった昔はドブにたくさんいました。最近はほとんど見かけない感じですね。

食紅で染めたうどんを使うこともあるそうです。ワカサギは普通は内蔵を出さずにから揚げなどで食べますので、虫を食ったやつをそのまま食べるのはちょっと、、、という人は、うどんで試してみても良いかもしれません。
釣り場
桟橋からさほど遠くないポイントで釣れます。時期や日によって釣れるタナが違いますので、ポイントとタナはボート屋さんで聞きます。また他のボートが集まっているところを目指せばそこがポイントです。

群を狙いますので、エレキやエンジンボートと魚探で探しながら釣ると理想的です。ボート屋さんによっては、手漕ぎボートをポイントまで引っ張って行ってくれるサービスもあります。群の回遊に合わせて釣れ具合が時々刻々と変わります。釣れている時は、なるべく複数の竿を出して群を自分のボート下に留め、また引きがあったあともしばらく巻き上げずに、なるべくたくさんの針に掛かるまで待ちます。

タナは、概ね底付近のことが多いと思いますが、魚探が無く、どうも釣れないなーというときは、1mづつくらい探りながら底からタナを上げていくと、うまく中層を回遊中の群に当たることもあります。





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